慶長5年(1600)、時の岸和田城主小出播磨守秀政公の菩提寺として建立。 その時に植えられたソテツの樹齢は、約500から800年ぐらいと推定されている。昭和34年8月、岸和田市の天然記念物の指定を受ける。 【住 所】 岸和田市五軒屋町7-9
浄圓寺は戦国時代の天正17年(1589)に浄心により開基された。 浄心の父・永谷猪之助は時の城主小出秀政に仕えていたが、子細あって出家し法名を浄祐と号し、岸和田浜町の真宗寺院の住職となる。 7人もの子宝に恵まれたが、皆女子だったため跡継ぎにと京都より婿養子を迎え入れた。ところがその後、8人目に男子が誕生する。当寺の後住は婿養子との約束があったため継がすことはできない。幼き我が子を思った浄祐は隠居所として浄圓寺を建立し、幼き浄心を開基と定めたのである。 400年以上たった現在のご住職永谷孝雄師は14代目。今日まで血統が絶えることなくお念仏の伝灯を守り続けている。 【住 所】 岸和田市五軒屋町9-2
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