岸和田市内の公立中学11校と、泉州エリアの高校制服を一手に手がける制服屋の顔。 生地からフルオーダーで誂えるテーラーの顔。 丸庄は二つの顔を持つ「服屋」さん。やんちゃな制服ではなく、扱うのはいわゆる「標準」一本。制服繁忙期となる春には、スタッフ総出での徹夜作業が続くという。入学式というハレの日に、満開の桜とピースサインで記念写真が撮れるのも、こんな裏方さんあっての話なのだ。 店内奥のテーラースペースは、広々とスペースがとられている。制服のお客と被ることなく、ゆっくり時間をかけて対応するための配慮からだ。縫い子の高齢化で人手が減る中、通常20日〜1ヶ月かかるものも、急ぎのオーダーには10日前後で対応してくれる 。 昭和23年から続く制服屋さん。制服や体操服など、学校の「服」のことなら何でも来い。統廃合や学区変更など、環境の変化が著しい時代だが、きめ細やかな対応でお客さんの信頼も厚い。 テーラーとしての評価も高く、泉州一円はもとより遠方へ引っ越した常連客も訪れる。
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